心の病の唯一の薬3

健康

2014-04-24 06:15:23

さて、今まで、ホメオパシーの薬についてご紹介してきたわけですが、私が飲んだレメディは、お医者様に出してもらっていまして、一日に一回、寝る前に、舌の下で溶かしてなめていただけだったのですが、飲むうちに、どんどん良くなってきましたね。

でも、すぐに良くなったのではなく、徐々に、徐々に、でした。急性の病気の場合は、すぐに効いたりもしますが、私の場合は、慢性で、かなりの抑圧がありましたので。

一人ひとり、効きかたは違うと思います。自己治癒力で治していくわけですから。

(子供の風邪には、レメディが当たると、ものすごく良く効きます。先日、うちの息子の熱がなかなか下がらなかったのですが、一つぶなめさせたら、眠いと言い出して、数時間後には熱が下がっていました。)

さてもう一つ、精神病に効くのは、呼吸を変えることです。

呼吸といますのは、心や身体と密接な関係があります。


病気を患われている方の多くは、呼吸が浅く胸式呼吸になっている方が多いです。
私もそうでした。今でも無意識にそうなってしまったりします。誤った呼吸法で、息を止めてしまう癖がついたからです。
実は、呼吸の浅さは、精神病の根本原因の1つです。

呼吸が浅いと、必要な酸素が血液にまわらず、最も酸素を必要とする脳、特に大脳辺縁系、脳幹と言った脳域に必要な酸素が供給されないため、脳の機能異常が起こってくるからです。

徳の優れた人は、常に心気を下部に充実させます。心気が下に満ちているときは七凶(喜・怒・憂・思・悲・驚・恐)が体内に動くことなく、四邪(風・寒・暑・湿)も外から入り込むことがありません。

呼吸と血液循環による体の守りが充実して、心身ともに健康になりますので、薬を飲む必要もなくなります。

丹田は人体のへその下にあり、古来より気(生命エネルギー)が宿る場所とされています。ここを鍛えれば、苦悩から離れて、心が静まり、あらゆる難治の病気が底を払ったように全治して、生きたまま極楽の生活ができる、と白隠は言いました。自隠自身、丹田を強化することで大病を克服しています。

丹田(たんでん)は、内丹術で気を集めて煉ることにより霊薬の内丹を作り出すための体内の部位です。下丹田は東洋医学における関元穴に相当し、へその下3寸(へそと恥骨稜の間を5寸とする骨度法による)に位置しています。


丹田呼吸法にはたくさんのやり方がありまして、やりやすいものを選ばれれば良いのではないかと思うのですが、大きく分けますと、3つ体系があります。

1つ目は、明治時代に藤田霊斎という人が白隠禅師の「夜船閑話」をもとに体系化したという呼吸法です。2代目会長の村木弘昌氏が考案したという「三呼一吸法」というのもありまして、ハッ、ハッ、ハー、と3回吐いて1回吸うのを繰り返すだけなので、歩きながらでも電車の中でも出来るので手軽にできます。

藤田雪斎の調和道の他に、

二木式腹式呼吸法、

岡田式静坐法などがあります。

いずれも息を吐きながら下腹を強く意識的に膨らます「逆腹式呼吸法」です。したがってその達人は「ひさご腹」と呼ばれる、ひょうたんのような腹になるらしく、元祖の白隠禅師も立派なひさご腹だったそうです。

白隠が白幽仙人から教わったのは、気を沈めて丹田に集中させるという観念法で、具体的な方法は書かれていませんが、逆上した心火を降ろし、「心炎意火を鎮めてこれを丹田と足心におく」というのが極意のようです。

白隠は寝たまま下半身を強く意識することによって気を降ろすことに成功しましたが、これを坐った姿勢でより効果的に行えるようにしたのが調和道・丹田呼吸法です。
呼吸法は本当に万病の治療法として機能するものですからお薦めです。

一番大切なのは吐いてから吸うことです。
『吐く息に力を込める!』のが最も重要です。
何故ならば、吐く息(呼気)の時に副交感神経が働くからです。

副交感神経は弛緩、リラックス神経ですので、心を落ち着ける事ができますし、免疫力を高めたり、人体の持つ自然治癒力を高める効果が期待できます。
笑いの自然治癒力というのもありますが、笑いも、吐く息に力を入れてます。

逆に、吸う息に力を入れる時は、驚いた時、怒った時、気合の入った時等の緊張時です。


これは緊張神経の交感神経が働くので、緊張感が必要なときにはお薦めですが、格闘技でも、スポーツでも、緊張が良い結果を招くことはあまり無いと思います。

無念、無想、無邪気のリラックスした時に最大のパワーが発揮されます。

吐ききれば嫌でも吸い始めますので、吸う息は自然に任せていれば良いと思います。
そして吸う時は下っ腹の丹田に入るイメージをして吸うことです。
実際には空気は肺に入りますが、慣れてくると下っ腹がポコッと膨らす。
赤ちゃんの呼吸法です。
これで横隔膜というのが動いて健康に寄与してくれます。
コツはあまり姿勢を正しすぎないことです。
姿勢を良くしすぎますと、どうしても胸が膨らんでしまうので、
背骨の自然なラインを崩さない程度に姿勢を保つことです。

あと横隔膜は腹中30cm前後の中を、最大で10cm近くも上下しますので、食後はやはり避けたほうが無難かと思います。(リバースします)
呼吸法は薬のように副作用はありませんから、一日何回やっても構わないと思いますが、
注意点は、頭に血が昇ったり、疲労を伴なうような激しい息使いをしないことです。
穏やかに、リラックスすることに集中してやるのが良いと思います。

丹田呼吸法のやり方

① まずは、イスに腰をかけます。イスは深く腰をかけず、少しだけ前方に腰をかけます。

また体を締め付けないように、ベルトやホックは緩めてください。

② 次は呼吸のときの姿勢です。背筋を伸ばし、肩の力を抜き、体全体をリラックスします。

両足は床に着くようにして、膝は少し「開いて」ください。両手は重ねて、下腹部の丹田に軽くあてます。
(片手でもよいです)

③ 背骨を伸ばして前を見て、あごは少し引くような感じです。そして目を軽く閉じます。呼吸法にはいろんな方法がありますが、この呼吸法は、息を吸うときも、吐くときも「鼻」で行うのが原則です。
(鼻が難しい場合は、口から吐いてもよいです)

④ 背筋を伸ばし、鼻から息をゆっくり吐きながら、体を30度~45度くらいまで、前方に傾けていきます

(このとき、息を全部吐き出すと苦しくなるので、一呼吸ぐらい残しておきます)。

30度~45度ぐらいの所にきたら、そこで止めて、お尻を一瞬締めます。(お尻に力を入れて、肛門の筋肉を締めます)。

次に、ゆっくりと背筋を元に戻しながら、息を吸いながら体を元の姿勢に戻していきます。
この動作を連続して行います。

これを繰り返して行うと、体がしだいに熱くなってきます。
体が熱くなってくるのは「血液の循環」が良くなるからです。

体を前方に倒しながら息を吐き、体を元に戻しながら吸うことで、呼吸は自然と「腹式呼吸」になります。

息を吐くときは、ゆっくり長く吐いてください。慣れてくると、自然に動作は”ゆっくり”になりま
す。

息を吐くときは、吸うときの「倍くらい」の時間をかけて吐くのが理想です。

丹田呼吸法を続けていると、自然に「瞑想状態」に近い感覚になってきます。

呼吸が深くなることで、脳波はα波になり、意識が高まり、インスピレーションが湧いてくる人もいます。自分の病気を治したり、またガンの細胞が消える人もいます。

不安、心配、恐れなどがある人の多くは、浅くて弱く、力の入らない呼吸をしています。あるいは、精神の緊張状態が続いている人は、しばしば息を止めたり、胸に息苦しさを感じます。

そうした呼吸をすべて投げ捨てて、丹田呼吸法を日々していくことで、心機一転して、あらゆる病気から解放されます。

釈尊もまた、呼吸法に関して、はじめ大きな失敗をされています。

釈尊は、王子として生まれましたが、人の世の四苦に対して納得できず、苦行生活に入りました。

六年にわたる苦行生活をされました。その間「断息」を実行したのですが、肋骨もあらわにやせ衰えていきました。そんな時に、天の啓示を受けて呼吸法を切り替えました。

それまでは、呼吸と言えば息を止める断息の努力をしていたのですが、その努力を今度は、吐きすぎるほどの呼吸に切り替えたのです。

出る息が次第に長くなるように努力しました。それだけで良いということに気が付いたのです。

長呼気丹田呼吸は、成道の少し前から実行されていたようです。そして、肉体の生命活動を閉じるまで46年近く、これを継続されたようです。その間に、素晴らしい発想が、泉のごとく大脳から湧き出てきたのでした。

断息で、為すこともなくこの世を去ろとしていた釈尊が、丹田呼吸法に切り替えたことで地球上の多くの人たちにはかりきれない貢献をしたのです。

丹田呼吸法には様々な効果があります。

まず、脳波がα波になりやすくなり、怒りや不安の感情を手放せるようになります。

また、自律神経のバランスが整います。

ストレスのかかる環境では、交感神経が優位な状態が続いています。この交感神経から副交感神経へのスイッチが上手く切り替わらないと、自律神経失調症や、その他の慢性疾患を引き起こす原因となります。

丹田呼吸法を習慣にすることで、副交感神経のスイッチを入りやすくし、自律神経のバランスを整えることができます。

自律神経は代謝、免疫、消化吸収、体温の維持調節、ホルモンバランスの調節、睡眠と覚醒のリズム等人間の健康の維持に関すること全てを司っています。自律神経のバランスが整うことで、健康増進を図ることができます。


丹田呼吸法を繰り返すと、体がぽかぽかしてきたり、晩眠る際に「寝たままでの呼吸法」を行うと寝付きが良くなり、質の良い睡眠を得られることに気づくでしょう。また、代謝が良くなるので、肌の調子が良くなったり、風邪をひきにくくなったりという効果も望めます。

落ち着きのない子ども(大人でも)は必ずと言っていい程呼吸が浅くなっています。逆に言うと、落ち着きのある人、大人物と言われる人は呼吸が深いのです。

なんとなくそわそわする時に4~5回丹田呼吸法をしてみますと、自然に気持ちが落ち着き、仕事や勉強に集中できます

また、脳波がα波になると、顕在意識と潜在意識を区切る膜が緩みやすくなり、潜在意識からのインスピレーションを受けやすくなりますので、インスピレーションが冴え、決断力がUPします。


息というものは、心と体に大きく影響するんですね。

サイババは言われました。

一息ごとにあなたは証言している。「ソー・ハム」すなわち「私は彼(神)だ」と。
あなただけではない。あらゆる存在がそうである。
 

あなたが自分の呼吸を見つめ、この究極の心理を瞑想することで、「私」と「彼」は徐々に融合していき、もはや二つではなくなる。

そしてソー・ハムは、原初音オームへと変容するのだ。
 

ヴェーダは語る。このオームこそが普遍の創造主の象徴であり、あらゆる仮象の世界の背後にある唯一の真実なのだと

サティアサイババ

ソー・ハムとは、「彼である(ソー)、私は(ハム)」という意味であり、彼とは「神」のことです。

このマントラは、前半(ソー)を息を吸いながら、後半(ハム)を吐きながら、心の中で想います。

呼吸に意識を向けて、「ソー・ハム」を想うことより、心は内側に向かい、心は神へ、この宇宙全部、過去・現在・未来、大宇宙全てに遍在する神、根本へと戻ります。

タイトルとURLをコピーしました