2014-06-21 04:43:58
不正な手段によって貯えられた富は、貧困者の血肉を搾取した結果です。
神は、そのような利己的な搾取による生活は許しません。
享受するだけで、他の人々と富を分かち合わず、貯め込むだけの者は、死後その過ちを強く問われることになるのです。
サイババ
今、悪を行っている人々は、死後どうなるのでしょう?
生き物を殺したり、財産を奪い取ったり、他人に毒を盛ったりした人たちが、死んだあとどうなるのか気になりますよね。
聖書には、「ゴールデンエイジの前に、悪魔は底なしの暗闇に千年閉じ込められる」と書いてあるそうです。
底なしの暗闇とは、地獄のことなのかもしれませんね。

偉大なる聖仙、聖シュカは言いました。
「地獄の世界とは、この宇宙の中の、地球よりも下で、水の上(卵の形をした宇宙を外殻まで満たす水)の上、南の方角にあります。その世界には、アグニシュワーッタと呼ばれる祖霊の一群が住んでいて、彼らは主を心から瞑想しながら、地上に住む子孫の繁栄を祈っています。
そこには、祖霊たちの王である、ヤマ(閻魔大王)が、家来たちと住んでいます。
そのお方は、この世界に自分の家来が連れてきたジーヴァ(個の魂)に、彼が生前に犯した罪にふさわしい罰を下していくのです。
それらの罪は、全能の主の命令に背かないように、細心の注意を払って下されるものなのです。
良く知るものは、この世界における地獄の数は21あると言います。
それら地獄の名は、ターミスラ、アンダターミスラ、ラウラヴァ、マハーラウラヴァ、クンビーパーカ、カーラスートラ、アシパトラヴァナ、スーカラムカ、アンダクーパ、クリミボージャナ、サンダムシャ、タプタスールミ、ヴァジュラカンタカシャーマリー、ヴァイタラニー、プーヨーダ、プラーナローダ、ビシャサナ、ラーラーバクシャ、サーラメーヤーダナ、アヴィーチ、アヤフパーナと呼ばれるものです。
またこの他にも7つの地獄があると言われ、クシャーラカルダマ、ラクショーガナボージャナ、シューラプロータ、ダンダシューカ、アヴァタニローダナ、パリャーヴァルタナ、スチームカと言われており、以上を合計すると、28の地獄があることになり、それらの世界は、罪深き者が様々な苦しみを味わう場所なのです。
これら地獄のうち、他人の財産や子供、妻を奪ったものは、恐ろしきヤマの家来により、「死」の綱に繋がれて引き立てられていき、「ターミスラ」(暗黒)という地獄に落とされるでしょう。
全くの暗黒であるその世界で、ジーヴァ(個の魂)は、食べ物も水も与えられずに苦しみ続けて、怒鳴りつけられたり、その他さまざまな苦しみを味わうや、失意に満たされていき、やがて気を失ってしまうのです。
また、他の男をだまして、その妻を楽しんだりしたものは、「アンダターミスラ」という地獄に落とされるでしょう。
ジーヴァはそこに落ちるや非常な苦しみを味わい、そのあまりの苦しみゆえ、根を切られた樹のように、意識と視力を失ってしまうのです。それゆえに、この特別な地獄は、アンダターミスラ(完全な暗黒)の名で呼ばれているのです。

さらに、自分の肉体が自分と考え、この世のもの(妻や子供など)を自分のものと考えて、来る日も来る日も他の生き物に敵意をいだいて、自分の家族だけを愛し、養ってきたようなものは、そうした敵意を抱いたことゆえに、死の後には、彼一人が「ラウラヴァ」という地獄に落ちていくでしょう。
そして、彼がこの世で殺した生き物は、今度は地獄でルルとなって生まれ変わり、彼が殺したのと同じやり方で、今度は彼がそれらに殺されるというやり方で、ヤマ(閻魔大王)が科す苦しみを経験するのです。そのために、この世界は、ラウラヴァ(多くのルルが住む世界)と呼ばれており、ルルとは、蛇よりも獰猛な生き物のことなのです。
同じような地獄が、「マハーラウラヴァ」と呼ばれており、その世界へは、この世で、自分の身体を養うことだけを考えて他を憎んできたものが落ちていくのです。そして、ルルの一種である肉を食うクラヴィヤーダが、そんな彼に襲い掛かって、彼の肉をむさぼり食らうのです。
また、「クンビパーカ」(調理鍋の地獄)という地獄では、動物や鳥を生きたまま料理するという無慈悲な行いをしたものを、ヤマの家来が、煮えたぎった油で揚げることでしょう。
自分の父やブラーフマナ、ヴェーダを憎んだようなものは、カーラスートラ(非常に長い時間)という地獄に落ちていくでしょう。
そこでは、燃える銅板が広がっており、彼はその板の上で熱せられて、上からは太陽が照り付け、空腹と渇きによって、心身ともにもだえ苦しむことになるのです。転がって、起き上がり、あちこちと駆けずりまわりながら、何千年という年月を過ごしていくのです。

罪のない者を罰したもの、ブラーフマナに体罰を加えた王、王の執行官といった残虐な者たちは、「スーカラムカ」という地獄に落とされるでしょう。
そこでは、彼の手足は、サトウキビが機械でつぶされるように、強い力を持つ者の手で砕かれるのです。
そのようにして、そのものは、この世で無実の者を拘束した罪を裁かれるのです。彼の心は恐れおののき、悲しげな悲鳴を上げるや、ついには気を失ってしまうでしょう。
「サンダムシャナ」という地獄では、ブラーフマナやほかの者から、生命に差し迫った状況でもないのに、彼らの財産である金や宝石などを無理やりに、または盗みを働いて奪ったものの身体を、ヤマの家来たちが、熱く焼けた鉄の玉やハサミで切り裂くでしょう。
「タプタスールミ」という地獄では、ふさわしくない女性と交わった男性や、近づくべきでない男性と結ばれた女性を、ヤマの家来が手に持つ鞭で打ちのめして、赤く焼けた鉄の女性の像を男性に、同じく男性の像を女性に抱かせるでしょう。
他のもの(動物も含め)と無差別に性交を持ったような者は、死の後にjは、「バジュラカンタカシャールマリー」という地獄に落とされ、そこで彼は、硬いダイヤのようなとげを持つ木綿の樹の上に置かれて、勢いよく下に引きずり下ろされ、とげでその身体を引き裂かれるのです。
単なる見世物の供儀で動物を殺した偽善者は、死後には「ヴァイシャサ」という地獄に落とされ、彼らがその世界に落ちて来るや、地獄を管理する者たちは、その身体を細かく切り刻んでいくでしょう。

また、この世で人に毒を盛ったり、家に放火し、村々や隊商を略奪した盗賊や王、王の兵隊などは、あの世では、「サーラメーヤーダナ」(犬の食べ物)という地獄に落ちていき、720頭もの鋭い牙を持つ猟犬に、身体をむさぼり食べられるのです。
次に、この世の法廷で、または商取引や贈り物をする際に、偽りの証言を行ったものは、「アヴィーチマット」という地獄に落とされるでしょう。彼はその世界で、険しい山の上からまっさかさまに下へ突き落されるのです。地上に落ちて、体が粉々になっても、彼は死ぬことなく、再び山の上に運ばれていくや、また直ちに下へ突き落されるのです。
また、女神バドラカーリーや、バイラヴァなどの神を喜ばせようとして、人間を生贄にして捧げた男、またはその生贄を食べた女性は、死後には「ラクショーガナボージャナ」(ラークシャサの食べ物)という地獄に落とされるでしょう。
そして、獣のようにして彼らに殺された犠牲者は、ラークシャサの姿をした処罰者となって地獄で生まれ変わり、彼ら男女が自分に為したように、今度は彼が、彼らの身体を、肉屋のように剣で切り刻み、流される熱い血を飲んで、陽気に歌い騒ぐのです。

次に、蛇のように残忍に、他の生き物を悩ませてきたものは、死後「ダンダシューカ」(仕返しに棍棒で殴られる)という地獄に落とされて、5つ、もしくは7つの頭を持つ蛇が彼らに襲い掛かり、まるでネズミのように飲み込んでしまうことでしょう。
また、この世で生き物を暗い穴や倉庫、洞窟などに閉じ込めたものは、あの世では『アヴァタニローダナ」(暗闇に投げ込まれる)という地獄に落ちてゆき、彼らは、自分がしたのと同じように、ヤマの家来によって穴の中に投げ込まれたり、毒の煙や炎で満たされた洞窟に閉じ込められたりするのです。
ヤマの世界には、これらの他にも、さらに何百、何千という地獄が存在しています。
ここに述べられた、または、まだ話されていないアダルマ(非真理)の道を行くものは、これら地獄の世界を、次から次へと巡っていくのです。
そして、徳高き道を歩むものは、天国などの世界に行くことになるでしょう。」
(バーガヴァタプラーナ)
今、他人の財産や命を奪い、富を蓄えている人々は、これから良い行いをしないと、このような地獄を巡り歩くことになるのでしょう。
参考記事
読んでいただいて、ありがとうございました♡

